りたーんず終幕


「キレなかった14才♥りたーんず」が終わった。大楽日、白神ももこの『すご、くない』は英語シーンのカオスっぷりが素晴らしかった。この作品はもう絶対にこのメンバーでないとありえないし、再演されることもきっとないだろう。結局5回も観たけど、とうとう見納め。楽しかった。すごく好きな世界観だった。


また、ラストを飾った柴幸男の『少年B』は、ほんとに5人がバンドみたいになっててエネルギーを発散する一方で、演劇としての静かな力強さを増していたようにも思った。彼らひとりひとりの人生が(直接語られることはないのだが)舞台に滲み出ているようにも感じられた。私たちは誰ひとりとして似てないし、年齢も何もかもがバラバラだが、こうして一緒に何かをすることはできる。……うん、なんかあの『少年B』の舞台に広がってた「強さ」のようなものは、いま思い出してみても、じんわりと勇気を与えてくれる気がする。




ところで最後に、ガジュマルの樹をもらいました。毎日アゴラにいた皆勤賞として、と言ってサプライズで(笑)。本当に嬉しいです。植物っていいね。生きてるもんね。大切に育てようと思います。