一夜明けて、など


おととい、仲俣暁生×菅付雅信のトークイベントを渋谷タワレコに聴きに行って、ついつい朝までコースになってしまった。ひさしぶりに話したい同年代の編集者たちがいたので。楽しかったけど、居すぎた。明け方、30分くらい落ちて、復活したらいきなり自分でもびっくりの頭脳明晰になっていた。たぶんそれがいけなかったのだろう。帰り、雨のなか自転車で走行中すっころぶ。こめかみのあたりに傷。


それで夜のリターンオブザエクス・ポナイトの時は、立っているだけで冷や汗が出るような状態で、体調はかなりよろしくなく、ポナイト始まって以来、初めての早退をしてしまった。(といっても11時過ぎまではいたけど。)それでもバラエティに富んだ楽しいイベントだったなあ、と思いますがどうでしょう。


カレーに始まり虫博士に終わったポナイトの感想はこんな感じです。【トークその1】虹釜太郎さんからの「アラザル」への挑戦状というか指令の10000字カレー道場(?)楽しみです。西島大介さんは持ちネタというか隠し球がいろいろ。【トークその2】大谷能生さんがトーク快調だった。批評家でありミュージシャンでありかつパフォーマーでもありつつあるという、それこそ面白い身体に、ほとんど不気味な力強さを感じる。さらに大谷さん独自の歴史感覚が際だつ。宮沢章夫さんと16歳差? まだまだ話が広がりそう。【トークその3】あとやっぱ豊崎由美さんの意地悪さ(ツッコミかたの)と大らかさの絶妙な配合は凄いなとあらためて思った。それであとで初対面のナオコーラさんに「お話に感動しました」と挨拶したら「信用できませんね」的なことを言われて、たぶんそれは(僕がつけてた)あのピンクのいかがわしい蝶ネクタイのせいだろう。ほとんど道化だったもの。でも実際、「感動した」という言葉はふさわしくなくて「刺激を受けた」と言うのがより正しかった。あのトークのおかげで少し視野がひろがった気がする。(このトークエクス・ポ第二期創刊号に収録予定です。)【ライブ】あとdetuneの郷くんはやっぱめっちゃかわいいとか。初めてやくしまるえつこを見たとか。湯浅湾カックイイとか。虫博士サイコーとか(アンコールまで飛び出した、ぜひまたやってほしいです)。などなど、いろいろありますけど、とにかく体調がよろしくないので、まずはリカバリーに努めます。


雨のなか来てくださったみなさま、ありがとうございます。