まともな日本語が読めないし書くこともできない。何かが壊れてしまったようだ、その感覚は7月の初めにも似ていて空虚だが、今度の空虚は結構苦しい。たぶん、前よりもっと深いところに入り込んだせいだろうと思う。そこから何かをつかみだしてきた、という手応えはある。「雰囲気」とかそういうのだけじゃなくて。


で、終わってからここ数日ずっとグレン・グールドばかり聴いているのだけど、それが頭の中とシンクロしているらしく抜け出せないでいる、これは少々危険かもしれないが……しかしできることは、生活を立て直すこと、少しずつ回復につとめること。リカバリー。今日は洗濯をした……。


もしかしたら自分はすでに狂っているのかもしれない。という恐怖。眠れ、眠れ、とにかく昏々と眠り続けてみようか? そしてこうやって狂ったまま、次に着手することになるのかもしれない?




他人との距離のとりかたも変わってる感じ。その言葉。その肉体。声の波動。そういうものがひとつひとつマテリアルとして存在するだけで、それこそが重要で、だから人間関係とかは結構二の次になる。もちろん、その関係に対して、各人がもっている気持ちの密度のようなものは重要だが、それも結局は、言葉や、肉体や、波動に奉仕するものでしかないような気がする。