忙しい人


昨日は各地でいろいろなことがあったようです。下高井戸シネマでは「童貞。をプロデュース」最終日で。松江哲明監督が沖縄料理屋で打ち上げたってブログに書いてるけどたぶんあの沖縄料理屋でしょう。あそこちょっと味濃いめなんだけどリーズナブルで美味いんだよね。「童貞」はほんとに素晴らしいドキュメンタリー映画なので観てない方はぜひなんとしても観るべしです。郊外やチェーン店になにもないというのはウソ。どんなところにもなにかしらのものがある。今も僕はこれを下北沢のモスバーガーで書いていますが、とてもかわいい店員さんがいます。ていうかめっちゃかわいいです。きっと女優業のかたわらバイトとかしてるんだ。それはとても前衛的な劇で(以下略)。
http://d.hatena.ne.jp/matsue/20080216


そして同じ時間、下北沢の古本屋、気流舎では某君が下北沢の再開発をテーマにした修士論文の発表をしたっぽい。これもつまりは人前に出せる水準に仕上がったということだろうからぜひ聴きたかったのですが、身体がふたつもみっつもあるわけではなくてひとつなのだから、昨夜は、我が身体は「路字」に捧げるほかなかったのでした。まあ「路字」の作業、後半はカレー食べてビール飲んでおしゃべりしていただけのような気もしますがね、それでもモノが出来上がりつつあるのだから、いいのです。


さて今日は不動産屋さんに行ってきました。いくつか懸念事項もあったのですが、とても簡単に話が進んでまずはひと安心。というか、あの愛想のよさのメタメッセージは、「こちとら忙しくてあなたに構っているヒマなんかないんですよ、ああ忙しい、忙しい、新規の大口契約やらマンション購入のなんやかやで忙しいんだから、そんなちっぽけな賃貸契約なんかにかかずらっているヒマはないのでね、だからもし不安とかあるんだったらカウンセリングにもいったらどうですか、いい精神科紹介しますよ、なんたって紹介にかけては私はプロなんだからね、ああ忙しい」というような感じでとても好感がもてました。忙しい人の唯一の美徳は、細かいことを気にしない、ってことです。