夏休みの自由研究


早くも8月が終わろうとしている。今日は少し暑さが戻って来た。夏休みの子供たちにとって最後の週末である。事ここに至ってようやく焦りだし、宿題の日記を遡って書くようなずぼらな洟垂れ小僧だった私(小学生バージョン)にとって、いちばん困るのは天気を書く欄で、晴れとか雨とか覚えているわけないから、新聞のバックナンバーをあたって調べるのだが、抜けがあったりして仕方ないので、そこは適当に「予想」で埋めることになる。7割方の天気欄が真実であれば、いかにもそれらしく見えるものなのだ。でも考えてみれば、それをチェックする小学校の先生がいちいち天気の欄なんか気にしているわけがない。


さて9月は少しのんびり過ごせるのかなと思ったら、全然そういう展開になりそうにない。しかも大学時代のOBが恩師を引っ張り出してやるゼミも開催される予定で、そこになにがしかの(それこそ宿題的な)自由研究の成果を提出しないといけない。できることなら今考えていることがヴィヴィッドに反映されるような文書を提出したいと思って、そしてそのモチーフも(タイトルも)ついさっき思いついたのだけど……いったい、いつそれを書くのか。読みたい本が多すぎてそれどころじゃない気もする。短いスケッチのつもりで書こうかな。