ゴゴゴ…


今日は低気圧との闘いだった。重く垂れ込めるような空気の中、雨よ、降るなら早く降りやがれ、と祈りつつ、あんまり調子わるいので近所の公園にまた走りに行く。ちょっと長めに汗を流した。


夜、同居人とラーメンを食べに行ったら、そこの大型テレビでBSの「ポリス・ワールドライブ」ってのをやってて、アルゼンチンでポリスがライヴしてたのだけど、やっぱり60才近いおじさんたちがロックしてるってのはどうだろう? 果たしてこれはロックなのか? と考えてしまう。うーんなんだか弛緩した音楽に聞こえてしまって、どうしてこれに何万人ものアルゼンチン人が押しかけるのかがわからない(ポリスファンがいたらごめん)。もっといい音楽がいくらでもあるだろう、という話になっていろいろ意見を交わし、やがて、せめて全然ビートルズとかのほうが今聴いてもまだ新鮮な発見がありそうなものだ、という見解を述べたところ、あまりビートルズを聴いたことがないというので、家に帰ってスカイプ打ち合わせをしながら同居人のためにビートルズのプレイリストを作成していた。


というかどうにも僕は、80年代的なもの、というものが仮にあるとして、それに触れるとなんだか忌々しい気持ちになってしまう。そもそもそんな80年代的なもの、というおおざっぱなディケイド自体が取るに足らないのだ、と思うとますます腹立たしい気持ちになってくる。こんな単調な歴史観なんぞ犬にでも喰わせてやればいいのだ。早いとこ、佐々木さんの90年代論が読みたい。そして自分の中で(音楽と政治社会を軸とした)ここ30年くらいの歴史を再構築しないと気がすまない。そんでもって、それをちゃぶ台がえしみたいにしてぶわさっとひっくり返したいっていうしょーもない(が極めて重大な)欲望があるのだ。



で、打ち合わせってのは木曜の「劇談、土佐有明。」の件で、こいつは篠田・柴・中屋敷による新作短編も発表されるので超お得です。しっかり稽古中だそうですよ。WebDiceのトップに土佐さんの書いた記事がドカンと載ってます。


http://www.webdice.jp/dice/detail/1559/



そのあと、髪型がハイスクールララバイになってしまったノムさんと、やはりスカイプのチャットで「りたーんず」の制作費の精算。ふう……計上された。けっこうショッキングな金額だった。はあー。疲れがドッと出る。まあ、ショックというより、何かがひとつ、終わった、というたぐいの疲れだった。しかしやばいなー。明日からどうやって生きていくかなあー。まあいいんですけど。飲みてえ。


とはいえ今夜中に、ある程度仕事のノルマを終わらせておきたいので、もうちっと働きます。