カラスとか


このところ屋根の上でカラスたちが騒いでいる。なんかだいぶ、調子に乗ってる感じだ。うーむ。まあそれはそれとして、急に自炊に目覚めたのはどういうことか。一人暮らしして長いのに(もうほぼ20年だ……)どうして今までまともに自炊しなかったのか、不思議なくらい。でもレシピとかはまだ見ない。ああしろこうしろと書いてあるとやる気をなくしそうなので、まずはとにかく独学で、煮たり焼いたりの感触を楽しんでいる。


ちなみにちょっといいことがあったりもした。編集者冥利につきるという感じがした。あー、自分は編集者としてはこういうことがやりたいんだな、ということがよくわかった。それが例によってお金とは無縁なのだから、まったく我ながら、資本主義社会に生きている人間とは思えない。おそらく生まれるべき時代だか社会だかを間違えたのだろう……。


それにしてもこういう時、たいていはテンションが高ぶるものだけど、まったくもってローテンションが持続されている。そのおかげか今日は、今取り組んでいることにだいぶ画期的な進展があった。この調子でいけばきっとすばらしい一ヶ月になるだろう。なんかこれ終わったら死ぬのかな、という気もする(まさかそれでカラスが……?)けどまあ、死にません。でも死んでもいいという気持ちで。結果がどうあれこれまでの総決算であることは間違いないから、それをやりきらないことには先のことが考えられない、ということだと思う。事実、これだけ集中できていることにちょっと感動したりもする。



さて、明日は法政大学のエドガー・G・ウルマー特集で、われらが葛生賢さんが講演するそうです。残念ながら用事があって、ちょっとぼくは行けそうにない感じなんですけど、キリミヤラジオでも披露された葛生さんの美声が聴けるはず。


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