うなされて目覚める。熱のせいか汗をぐっしょりかいている。すごい夢だった。かなり濃密な物語だった。そして目覚めて、だーっと一晩ぶんのつぶやきを眺めて、このわずか一日のうちにいろんなことが起きていたと知り、そこから力をいただく。じぶんがいなくても世の中が全然ちゃんとまわってくってことがマジで愛おしい。そう考えることが傲慢なのか謙虚なのかわからないけど、これは〈目覚めの時〉に書いた本音だ。


みんな、という言葉をつい使いたくなる。みんなの笑顔がつぶやきの向こうに見える……のだけどみんなという言葉はやっぱりどうにも気恥ずかしいものだから使うのはよして、ひとりであることを自分には課そう。なにかの罰? そうかもしれない。


それでも主語が溶けていくということはちゃんと起こる。