twitterで言葉を収集する


【再構成しました】12月17日正午現在、自分のTL(twitterのタイムライン)上で「FF13」の名前を出したのがたったの1人であることに愕然としている。みんな、興味ないのか……。


twitterのフォローを、知人から始めて知人の知人へ、と拡げていくのは一般的なやり方ではある。すると現実の人間関係がタイムラインに色濃く反映されてくる。当然ながら所属している業界、よく顔を出している業界の人間が増える。そこで交わされる言語モードも偏るし、似たような言語モードを使う人が傾向としては集まりやすい。自然の摂理として。そして、強い言葉を持つ人にひきずられる。


でもtwitterの可能性はそれだけではないはずだから、最近私はある実験を試みている。その全貌を明かすわけにはいかないけども、例えばiPhoneアプリで近隣の人のつぶやきを拾うとか。それを、移動した先々でやってみると、世の中にはいろんな土地に住む多種多様な人間がいるし、twitterの使い方もマナーも、人によってまったく違うのだとわかる。で、興味深いのは、2ちゃんねる的なそれともまた違う、twitterならではの言語が確実に自分のTLから離れた〈裏側の世界〉で形成されているということで、その中にもキラリというか、フッと心を打つような言葉があって、それを探してる。


なんか、いいんだよね、それが。




たとえばこんなアプリは開発されないのかな? 三次元あるいは二次元の座標軸があって、フォローすると、その相手とのあいだに線が引かれて距離が縮まる。相互フォローになるとさらに縮まる。第三者、第四者ともそう。そうやって、それぞれの人の座標位置が決まっていくと、大体このへんの人たちはこのあたりにいる、という一枚の絵が形成されるはず。その架空の絵の座標軸上で、自分といちばん遠くにいる人をフォローするだけで、自分の位置も急激に変わるわけだから(あるいは孤立するかもしれない)一気にタイムラインの見え方(世界の見え方)が変わるって気もするんだけど。