二騎の会『F』のアフタートーク出ます


2/4、二騎の会『F』のアフタートークに呼ばれました。理由が「頭文字Fの人だから」ってのがすごいですが、全世界の「F」の人代表のつもりでがんばります(嘘)。しかしせっかくなので「無作為に抽出された観客のひとり」のつもりで観て喋ってきたいと思います。詳細はこちら。 http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=14052


端田新菜さんはすごい包容力のある「お母さん」のイメージなのですが、実はハイバイの『ヒッキー・カンクーントルネード』では引きこもりの兄の良き理解者(?)たる妹役をしていたし、最近ではままごと『わが星』でのちーちゃん役も記憶に新しい。つまり母性と少女性を両方併せ持った希有な女優であり、「私=セカイ」でしかありえない時代にとっての突破口的身体である……とか書くと明らかにまとめすぎな気もしますけど、とにかく不思議な存在感を持った人です。妖精、とか? そんな感じ。


多田淳之介さんは東京デスロック主宰で、春からはキラリ☆ふじみの芸術監督にも就任されます。「エクス・ポ テン/ゼロ」にインタビューも掲載。イケメンです(笑)。そして異様とも思える「LOVE」の精神に突き動かされて、演劇界を疾走しつづける。その跡にはいつも賛否両論の渦が巻き起こるのだが、それは多田さんが常に何かに挑んでいるから、かも、しれない……と思ってます。愛と呪いによって演劇に見いだされている人。


二騎の会は、宮森さつき脚本、多田淳之介演出、という形でこれまではやってきたようですが、今回は多田さんが俳優として出ることもあって木崎友紀子さんが演出されるそうです。「棄てられた世界で生きる女とアンドロイドが、季節をたどる物語。」正直、喋るのもアレだけどそれ以上に観るのが楽しみだー。