しんちゃんとか


ゆうべは兄のいない間に、『俺たちフィギュアスケーター』(2007)でヒットを飛ばしたウィル・フェレル主演のB級コメディ『俺たちニュースキャスター』(2004)を観たんですけど、いかにも残念なのは、ヒロイン役のクリスティナ・アップルゲイトがまったく美人ではないこと。もうちょっとかわいく撮ってあげられなかったのかなー。


今日は朝から『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!』をダラダラ観てたら、兄が起きてきたんで途中から一緒に観ました。兄は「なにこれ?全然映画じゃなくてテレビの延長だよね」などと案の定、子供向けの劇場アニメにも全力で文句を垂れておりましたが、「『カリオストロの城』っぽいけどキャラクターが足りないところが致命的。でもこれ、ドラえもんの大長編とかと比較すると、どうしていまクドカンの演出がウケるのかとか、わかる気がするよね」ともコメントしてて、でも「なんでそこでクドカンの話が出てくるの?」って訊いても教えてくれませんでした。ちぇー、イケすかねえ。




そもそも兄は何かと何かを直感で繋いでしまうことがよくあるんですけど、そのあいだを言葉で理路整然と埋める、ってことももう少しやってほしいです。もう兄の中で分かったことになっちゃってるから興味を失ってる、ってのはわかるけど、いつもどんどん一人で先へ行ってしまうから、周りから見たら何考えてるのかよくわからないし、本人も気がついたら「あれ、俺なにもしてないしなんも考えてないじゃん? どこにいたんだっけ?」みたいに迷子になってしまうんじゃないかしら。