MUSIC:無謀の季節


夜になり、昼間活動していたものたちが寝静まると、百鬼夜行ってゆーんでしょうか、様々な得体の知れないものたちがアタマの中を徘徊するようになるので危険ですけど、でもそれは別の見方をすればとても”馴染みのある”存在で、すでにapprivoiserされてるっていうか。


で、そういう親密なる鬼たちがアタマの中で暴れ始めた時に、フルカワヒデオプラスの『MUSIC:無謀の季節』を聴くと効果絶大、ほとんど魔除け。ただ、今度はそっちのほうに五感を完全に持って行かれる、ということになってしまうんですけど……


朗読ギグやライヴで聴くのと、こうやってCDをヘッドフォンで聴くのとではやはり違っていて、生でその存在(古川日出男)に直面しているっていうあの特殊な緊張感はCDにはないかもしれないけど、逆に、周囲に他人のいないぶんダイレクトに耳に来るというその直接性はいやがおうにも増すわけで、イメージが広がる広がる、その点ではほとんどエクスタシーをキメてるのに近い感じになるのです。またの名を、脳内の絨毯爆撃。鬼たち、滅亡。



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