2010年、マラドーナ


あけましておめでとうございます。いい天気。初夢は、答えを知ってるのにその答えを探してる夢でした。2010年もよろしくお願いします。


初泣&初笑はエミール・クストリッツァ監督の『マラドーナ』。アルゼンチンの英雄マラドーナを数年間追いつづけたドキュメンタリー。この映画について「思いのほか政治色が強くて、サッカーファンには物足りないかも」的なことを書いてる映画評を見たけど、サッカーファンを侮ってはいけませんよ、毎日新聞の(鈴)さん。いよいよ2010年だし、そろそろ出版マスメディア業界も「読者のリテラシーを実際より低く見積もる悪習慣」から脱却していい頃合いじゃないですか? さすがにもう飽きた。そんな時代じゃないんだからね。


さて本物の『マラドーナ』はスケールの大きな、コミカルでシニカルでマジカルな映画でした。そして野蛮。クストリッツァ大好き。