rhizome of independent artists


Jリーグの最終節が明日行われる。FC東京は降格危機の千葉と対戦するので、僕も明日は千葉に乗り込む予定です。ちなみに今年は選手が大量に解雇される例が相次いでおり、成績不振など様々な理由があるにせよ、その決定的な要因が世界的な不況のあおりによる経営母体の弱体化であることが見逃せなくなってきました。先日も、スコットランドにいる中村俊輔を呼び戻すといっていた横浜Fマリノスが、親会社である日産自動車の経営状況の悪化を理由に俊輔の招聘を先延ばしにするという報道がなされたばかりだし、サッカーとは畑が違うとはいえ、ホンダのF1撤退などスポーツ界を揺るがすようなニュースもあり、どうやらこれはタダゴトではないという空気が漂ってきました。スポーツがそんな状況で、ましてや出版は、と考えると、たいへん心許ない。そういえば「エルマガジン」も休刊だそうですね……。


さて、もとより、大資本とはほとんど無縁のところで仕事している身としても、やはり不況のあおりと無縁ではないでしょうが、とはいえこの状況に対して一撃で好転させられるような何かがすぐに(誰にも)できるとも思えないので、差し当たってはインディペンデントなものたちのリゾームをせっせと作っていくしかないのかなと思っています。それは僕にとって義務感というよりはむしろ趣味志向性(何が楽しいか)の問題に属することであり、もっといえばそれしかできない、ということなんですけどね。まわりくどい言い方をしましたが、とにかくそっちの方向でやりますよ、ということです。おそらくはそれ(rhizome of independent artists)が、2009年に僕が目指す方向性、ということになるでしょう、結果的に、流れ的に。


あとはつねに、心に愛を(笑)。すさんでばかりもいられない。


それにしてもひどい天気だわー。こんな日は心持ちも不穏になる。おー、雷が……。明日は晴れるといいな。