2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

コミュニティと作家の孤独について

む、これはほんとは、ちゃんと書かなきゃいけないことかもですが、走り書きで失礼すると、兄がもしか誤解を受けているとしたら、まるで集団好き、コミュニティ好き、みたいに映っているのかもしれなくて、でも兄の名誉のために言いますが、この日本で、兄ほ…

四色の色鉛筆があれば、メモ

さて、一瞬の時間を利用して少し、toi『四色の色鉛筆があれば』のメモ書きを残しておきたいと思います。でもイメージが、まだ留まっていてそれをこの時間ではつかまえられないかも。とりあえず断片として、のみ、です。 四色の「あゆみ」「ハイパーりんくん…

HOSE

あ、それと明日金曜はHOSEのライブがあるみたいですねー、渋谷O-nestで(私はいけないかもですけど)。とらえどころのなさ、みたいなのが好きで、家でよく聴いたりしています。ちょっと中毒性のある面白さかも。時々無性に、この音が聴きたくなるというよう…

最近の兄について

最近の兄は優しくないと思う。まるで優しさというものをどこかに捨ててきてしまったかのようだ。来週火曜から、兄と私は一週間ばかし帰省することにしていて、とはいえ帰る家もないからそれは帰省と言わないような気もするけど、まあ細かい家庭の事情はさて…

大岡山Uターン

大岡山の東工大で、思想地図のシンポジウム、に行ったんですけど、5時半にちょっと遅れたくらいなのにすでに講堂は満員で、別会場で中継を観るってことになり、すごいなー、しょーがないかーと諦めてそこで聴いてました。例によって基調講演は早口で、やっ…

4×1h project play#2

新宿シアターミラクルで、ゆうべ、4×1h project play#2『ソヴァージュばあさん/月並みなはなし』を観てきたんですけど、いやー、脚本:黒澤世莉、演出:中屋敷法仁の『月並みなはなし』にびっくりしました! 天才・中屋敷法仁はほとんど変態の域に到達して…

四色の色鉛筆があれば

シアタートラムで、柴幸男作・演出のtoi presents 4th『四色の色鉛筆があれば』を観ました。えーっと、まず言っときますけど、これ、明日(水)までです。終わります。これ見逃すと、たぶんえらい痛いことになります。絶対に観てほしいです。 http://setagay…

「未知との遭遇」、予言めき

昨夜の文化系トークラジオLifeを聴きました。「未知との遭遇」ってテーマで、すっごくいろんなことを思ったんですけど(ラーメンのこととか、笑)、ひとまず放送直後の感想、と思って書いておきますね。直接の感想というよりは、インスピレーションを受けて…

ポケットフィルム・フェスティバル2009

東横線に乗って馬車道で降りて、ポケットフィルム・フェスティバル(2日目@東京芸大横浜校地馬車道校舎)。兄は最近「ケータイ小説があるなら、ケータイ映画もあっていいはずだ!」とかって思いつきで「ケータイ映画を撮りたい!」なんて方々で言い回って…

続・河内山宗俊

……と兄が思わず出てきてしまう、って気持ちもわかります。けど、それをどう表現していいものか、言葉が見つからない、ということはやっぱりあるのだと思います。こういう時こそ批評の言葉がほしい。 役者についていえば、まだ超若い原節子がめちゃめちゃよか…

河内山宗俊

山中貞雄『河内山宗俊』(1936)。コントレ映画塾をやってよかったなと心底思う作品。圧倒的に残る。

東京ドロンパ!

昨日は、新宿のジュンク堂書店で佐々木敦×前田司郎トークショー「ながいトーク」、その名の通りながーいトークでした。永遠につづくのかと思われました(つづいてもいいと思った)。 そして今日、兄はこの報道に接して衝撃を受けています。http://soccer.yah…

サンプル『伝記』

やー、なんか最近妹度が下がってるんじゃない?みたいな指摘をとある人から受けて私としても反省するところなんですけど、っていうか、だってあんまり萌え萌えしててもどうだかなーって思うじゃないですか、空気読んじゃうっていうか、でもまあ初心に戻って…

トンネル

ゆうべは、新宿眼科画廊のイベントに行きたかったんですけどね、なんせ兄が二日酔いでぐったりしていたので、私もおとなしく家にいました。オバマ氏の就任演説を観たり。21世紀に生きてるんだな、私たちは、という感触がありました。どうもああいう演説の言…

三つ数えろ

ツンデレである……ってのはハワード・ホークス監督『三つ数えろ』のローレン・バコールが。しかも嘘つきである……ってのはだって、最後の最後まで、彼女は本当のことを言わないから。にも関わらず、ハンフリー・ボガード演じる私立探偵フィリップ・マーロウは…

ずっと観たいと思ってた池田将監督の『亀』をトリウッドで観ました。これ、すごい……っていうか観ているあいだやっぱこの人は天才じゃないかとずっと思っていた。以前、やはりトリウッドの「Real Fiction」という企画上映で池田将監督の『くらげ』を観て、な…

桃まつり試写会

昨日は映画美学校で「桃まつりpresents kiss!」の試写会があって、大盛況だったらしいんですけど、そのまま飲みに行った兄はなかなか帰らず、朝の10すぎになってようやく帰宅しました。山の手線をぐるぐると何周もし、さらに私鉄でも乗り過ごし、京橋から…

世界の濃淡とか

なんということでしょう。兄が忙しいどころじゃなくて、一緒になって私まで飛び回ってたらブログ書くヒマなんてないじゃん! ということに今さら気づきました。まあ、走り書きってことでやってみます。 昨日は新宿に新しくできたコクーンタワーのブックファ…

モモンガ・コンプレックスの衝撃

昨日、東武東上線の鶴瀬駅からバスに乗り継いで、富士見市民文化会館の「キラリ☆ふじみ」ってとこでモモンガ・コンプレックスのダンス公演『初めまして、おひさしぶり』を兄と観たんですけど、もう、あまりに楽しくてびっくりしました。とっても幸せな気分で…

キラ・ムラートワ

昨日、兄は飲み過ぎて支払いの際に一万円札を出したものの、釣り銭をもらい忘れたか、もしくはどっかに落っことしたみたいで、こんな気分なんだそうです(私にお金をください、の図↓)。なけなしのお金なのにね。なにやってんだか、もう。 Minor People (Vto…

乱れる

兄が相変わらずなので、今年最初の「コントレ映画塾」も私が書くことにします。といってもこの映画を観たのは数日前で、私自身の情報処理も全然追いついてないんですけど、ま、とりあえずマイペースってことで。 成瀬巳喜男の『乱れる』(1964)。戦争で夫を…

MUSIC:無謀の季節

夜になり、昼間活動していたものたちが寝静まると、百鬼夜行ってゆーんでしょうか、様々な得体の知れないものたちがアタマの中を徘徊するようになるので危険ですけど、でもそれは別の見方をすればとても”馴染みのある”存在で、すでにapprivoiserされてるって…

ウォーリー

『WALL・E/ウォーリー』観ました! ピクサー&ディズニーおそるべし、ってのが正直な感想です。上映前に前座として短編があって、そっから本編に雪崩れ込むのもディズニー的世界への引きずり込みに成功している感じだし。『2001年宇宙の旅』へのオマージュ…

白いカラス

こないだの文化系トークラジオLifeのイベント打ち上げで、案の定、兄はいろんな人からこのブログについて言われて、つまり「妹に書かすのってむしろ面倒なんじゃない?」ってことだったらしいんですけど、兄的には「全然ラクなので大丈夫、ただ失言で舌禍事…

散歩する惑星

そういえばこないだロイ・アンダーソンの『散歩する惑星』(2000)を観て、うわー、なにこれって感じでした。CM作ってる人の映画とは到底思えない、というか、消費社会のマーケティング主義にまみれた日本の広告の考え方って、やっぱりどうかしてるんじゃな…

クローン牛

ヤフーの記事に「クローン牛が食卓へ」っていう記事が載ってて、 体細胞クローン牛と豚については、死産率や生まれた直後の死亡率が高いことから、安全性が議論になっていた。専門家グループはクローン牛などの過去の研究を検証した結果、「6カ月を超えると…

兄は萌えているか

ところで年賀状、兄の元にたくさん届いたみたいです。今年は一枚ももらえないだろう、というか年賀状をもらえるというイメージをまったく持っていなかったみたいで、予想外の展開に戸惑いながらも大変よろこんでおりました。しかし、私たち、喪中でした、、…

ヒッチハイク

あいかわらず兄はいそがしいみたいです。でももうちょっとお金になりそうな仕事もしてほしいなー、そんで高級なお寿司屋さんに連れてってほしい、ミシュランとか載ってるようなやつ。まー、兄の行動原理がお金でないことはたしかだし、今さら私が言ってもム…

しんちゃんとか

ゆうべは兄のいない間に、『俺たちフィギュアスケーター』(2007)でヒットを飛ばしたウィル・フェレル主演のB級コメディ『俺たちニュースキャスター』(2004)を観たんですけど、いかにも残念なのは、ヒロイン役のクリスティナ・アップルゲイトがまったく美…

争事はひかえるがよし

昨日のは「ちょっとテンション高すぎるんじゃないの」って兄に叱られました。たしかに調子に乗り過ぎたかも。饒舌なのはいくらでも書けてしまうんですけど、それって「何も書かない」ってことの裏返しに過ぎないような気もします。いや、とくに深い意味もエ…